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いて座

いて座のモデルとなったケンタウルスは「ケイロン」という名前で、粗野で好色と言われるケンタウルス族の中では最も賢い人物でした。 ケイロンは医術に優れ、薬草を用いて多くの人の命を救いました。知力も高く、アスクレピオスや勇将アキレスの師として活躍しました。しかし、ある時にヘラクレスがケンタウルス族と戦ったときに、誤って毒矢がケイロンの胸に刺さります。こうしてケイロンは死んでしまいます。それを見ていた大神ゼウスは、その姿を嘆き、天に上げていて座となったと言うことです。 また中国では、いて座の東半分を形作る六つの星を結んで「南斗六星」と呼んでいました。北の北斗七星と対照的に見ていたのです。古くから中国では、北斗は死を、南斗は生を司ると言われてきました。そうした意味でもこのいて座は重要な星座でした。